軟弱地盤に建つ木造住宅の基礎設計とはどんなものなのか
住宅設計事務所建築家木村俊介の木造住宅における監理の姿勢について−

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−−住宅設計事例INDEXより 08.二世帯住宅(木造2階建)の場合における 工事監理 実施内容例−−

この住宅の基礎の構築は 周到な計画の下に行われました

 この住宅が建つ敷地は周辺のボーリングデータで判断する限り 堅固な地盤であるとは言えないようでした

 そして この敷地でのSSボーリング試験データから地盤の許容地耐力は21KN/平方メートルと推定されました

 建築基準法では木造住宅の基礎は 地盤の地耐力が20KN/平方メートル未満は基礎杭を打つ必要があり 21KN〜30KN未満は基礎杭又はベタ基礎 そして30KN以上は基礎杭 ベタ基礎又は布基礎と定められています(国交省告示)

 この基準からすればこの住宅の基礎はベタ基礎で設計をすることになりますが この住宅が木造2階建ではあるが大きなキャンティレバー(はね出し)部分を持つ計画であることも考えると この地盤データー等を考慮して より構造的安定性を求めて地盤改良をすべきであろうと判断し 長さ約10Mの42本の地盤改良のための鋼管杭を施工することにしました 

  この住宅の基礎設計は これらの基本方針に基づき まず建物形状からもたらされる荷重をふまえた詳細な構造計算をへてリブ状の地中梁をもつ堅固なベタ基礎をつくり その基礎形状にしたがって地盤改良抗の位置を定めるという順序で行われました

住宅設計事務所建築家木村俊介の 住宅の設計監理の姿勢は 「何事も 現場を見ながら 現場の中で」です

 工務店の社長と 若い大工の棟梁は 住宅設計事務所建築家木村俊介を含めて 時には夜遅くまで現場で図面を囲んで協議を重ねます

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